今のモノ書きやは自分を切り売りしないと稼げないのか
こんばんは、黒ねこです。
セブンルールという番組がなぜか好きでよく見ているのですが、エッセイストの女性の方が取り上げられていました。
ようつべや、ツイッター、インスタなど、今では世の中に対してダイレクトに自分を売り込める手段がたくさんあります。
その時代の並に乗った彼女の物言いが、見ていてとても潔いものでした。
逆にサバサバしすぎてて、怖いっ!と思うほど。彼女が考えていることも、一理ある。そう思える説得力と、現実を冷たくシビヤに見る着眼点が凶器のような切れ味でしたね。
しかし、世の中こういう方ばかりが稼げるのかと思うとなんだか日本で生活するということに生きづらさを感じました。
下着姿をアップしたり、メイクをキレイにしてみたり、路上で叫んでみたり、ダイエット食を自分の体を利用して何日間か試してみたり……。
正直お金がほしくても、私生活や自分の恥ずかしい部分、頭の中で考えていることをここまでさらけ出すということは、私にはできないなと思いました。
便利な時代になってきた、昔に比べればとは思うけれど、なんだか腹落ちしないのです。
学歴、容姿なんて関係ない、どれだけ目立つか、どれだけの熱量で伝えられるか、いかに面白いと思ってもらえるか……。それだけだと、私には何が面白いのかわからないんです。
私も歳をとったということでしょうか。