ふつうってなんじゃ?

日常のハテナと日々の暮らしを綴るブログです。

『幸せ』は、完璧じゃないほうが丁度いい

何もない退屈な日常こそが一番幸せなんじゃないか…と思い始めた黒ねこです。

30代になってジワジワ気づき始めた幸福論。仕事が決まらなくて、暇をもて余していた時は、『あ~、お金がない!』と心が焦り……、仕事をし始め、時間に余裕が無くなってくると、『あ~、休みが欲しい!』とグチがこぼれ……。

でもこれって、なんやかんやで一番幸せ😃💕なんじゃないかと思うんですよ、両方とも。これが、お金が有り余るほどあって、時間に余裕があったら、もうやることないじゃないですか! そりゃ、長旅に出たり、高価なものを買ったり、私腹を肥やすことはいくらでも出来るわけです。でも、ある程度やりたいことをやりつくしたら、そのあとは? 

お金や時間にめいいっぱいの余裕があって、達成感や感動を味わえるのでしょうか?

何か不満があったり、何かが欠けていたり、不完全燃焼なところがあるから、知恵をしぼって、なんとか生活を良くしようと努力するわけですよね。逆に満たされた状態がずっと続くと、人間はどうなってしまうのでしょう。もちろん、仕事にもお金にも最低限はあります。しかし、多くの富を得るためだけに、ガムシャラに働いたとして、それは幸せなのか……。

『足るを知る』という言葉があるように、多くを求めてばかりでも、幸せを実感することはできないのでは? かといって、お金や仕事、すべてを手にしてもそれは幸せと呼べるのでしょうか。一旦、生活レベルが上がれば、維持することに必死になり、常に生活に追われている状態になりませんか?

職場の人たちを見ているとそう感じてしまうのです。毎日残業に残業を重ね、年に一度の海外旅行…。年に一度の贅沢! みたいにしっかり働いて、一気に休む、こういう働き方もいいのかもしれません。ですが、私はこんな生活、息切れしてしまうな…と思うんです。

『仕事もプライベートもバランスよく、多くを求めない』

こんな働き方はやはり定年を過ぎてから後悔してしまうのでしょうか。

 

『今の自分は幸せかな?』

と、たまに問いかけてみるのもいいかもしれませんね。